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(2022/09/20)増えた魚・減った魚
2022.09.20
本日は台風14号の影響で出船無しとなっております。
午前8時の段階で相馬は風が若干強いくらいで雨は降っていません。
今日は増えた魚・減った魚について調べてみたので掲載します。
震災前と比べて水揚が極端に減っている魚は?と聞かれたら私なら
ミズダコ、イシガレイ、マガレイ、マアナゴがパッと浮かびました。(コウナゴ、メロウドは皆無なので除外しています)
ちなみに比較対象の震災前年の数字は相馬原釜地区のみの水揚です。
ミズダコ 415トン → 25トン
イシガレイ 133トン → 15トン
マガレイ 669トン → 53トン
マアナゴ 313トン → 44トン
じゃあ、増えているのは?
ヒラメ、シラウオ、タチウオが浮かびました。
ヒラメ 398トン → 435トン
イシカワシラウオ 7トン → 62トン
タチウオ 100キロ → 41トン
他にも増えたり減ったりしている魚はありますが、パッと思い浮かんだ魚をピックアップしてみました。
タチウオの100㎏が41トンには驚いてしまいますが、本当に昔は水揚なんてほとんど無かったですからね🐟
試験操業~拡大操業になり操業回数は着実に増えていますが、以前のように毎日水揚が行われるようになった場合どうなるんでしょうか?
水揚数量・金額ともに大きく増加するとは思いますが、もしかしたら今のように週に数回の水揚をすることによって資源保護や価格の安定が図られていたなんてこともあるかもしれませんね。
需要と供給のバランスって本当にいろんなことによって左右されますよね。
明日、明後日はほとんどの漁法で水揚が行われる予定でしたが、明日は台風の影響で出船無しの漁法も多いかもしれません🚢