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(2020/09/18)【震災前は水揚があったけど今はほとんど水揚がない魚❻・ウスバハギ】

2020.09.18
  • 今日は今から底曳船の競りの開票業務をしてきますので、水揚の様子は後ほど掲載します。

ちなみに開票とは下の画像のような作業で、開票した札の中から一番高値を書く作業です。

数字に特徴がある仲買さんもいますし、同じサイズのところに全量入札が入ったりもしますし、魚の相場をある程度分かってないととんでもない数字を書いたりとか・・・判断力が必要な作業です。

本日の底曳船の水揚の様子です。セリ場の中は蒸し暑かったですね。

水揚が多かったのはアジだったでしょうか。

後はアカムツ、アンコウ、スルメイカなどだったでしょうか。相場はスルメイカはいつもより若干高かった気がしました🐡

ナメタガレイ

アイナメ

箱で10,000円くらいしてました。

タチウオ

ヤナギダコ

アカムツ

今日私が見た中で一番高かったアカムツ。いくらだったと思いますか?(正解は下記に記載しております。)

【震災前は水揚があったけど今はほとんど水揚がない魚】

第6弾は【ウスバハギ】です。

 

水産関係者・釣り好きな方以外はあまり知っている人はいないと思う魚です。

漢字で書くと「薄葉剥」の字の通り、薄くぺらぺらした葉のような平たい見た目と皮がしっかりとしていて簡単に剥がせることが由来のようです。

その大きく平べったい体型からラケットやウチワなどと呼ばれたりします。

国内の沿岸域に生息し、定置網などで揚がります。カワハギ科ではカワハギ、ウマヅラハギ、ウスバハギの3種が主に食用とされ、味はカワハギ、ウマヅラハギ、ウスバハギの順番です。

ウスバハギは一番下のランクですが、充分美味しい魚です。刺身で食べるととてもアッサリしていて歯ごたえのある身質をしています。

成魚になると群れでいることが多いようです。釣り場でも1尾釣れれば、芋づる式に釣れるようですよ。

🐠🐠🐠アカムツの値段ですがキロ5,200円でした!!!!1尾10,000円くらいですね。誰が食べるんでしょうか・・・🐟🐟🐟

 

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