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(2020/12/4)本日の水揚。【ババガレイ(ナメタガレイ)】

2020.12.04

福島県・宮城県・岩手県ではナメタガレイと呼ばれています。名前のごとく大量の粘液が体の表面を覆っています。

なぜババガレイなのかを調べたんですが、「外見が薄汚れていて、皮がぶよぶよしているところが、年老いた肥った老婆に見えるため。」だそうです。・・・ということは雄でもババガレイと呼ばれるわけですね。本当はジジガレイなのにババガレイと呼ばれる。そんなババガレイですが、特に子持ちの雌は宮城・岩手県などでは年越しや正月に子孫繁栄の縁起物として食べられています。(以前掲載しましたが、福島県沿岸地域は子持ちのイシガレイを年越し魚として食べます。)

ですので、年末に水揚げされる子持ちのババガレイは凄い高値で取引されていた記憶があります。キロ2,500円~3,000円していたような・・・。

相馬だとババガレイは、味噌煮にして食べます(^^♪

福島市などで料理教室をすると、ほとんどの方が「珍しい」「食べた事がない」と言われますが、相馬だと当たり前の家庭料理です。

ババガレイ(ナメタガレイ)の味噌煮は料理教室でもホッキ飯と同じくらい多く作っていると思います。

当然ながら味噌の種類によって味も全然変わってきますので、いろんな味噌で試してみるのも面白いかもしれませんね🐟

ナメタ味噌煮A

ナメタ味噌煮B

ナメタ味噌煮C

ナメタ味噌煮D

以前は、あまり好きではなかったんですが、最近は好んで食べるようになりました(^^♪

本日の水揚の様子です(^^♪

タチウオが大漁ですね!!

美味しそうですね(^^♪

相双漁協オンラインショップが開店して4日経過しましたが、相応の注文を頂いております。誠にありがとうございます。

今後の状況を考慮しながら、お客様を第一に考えたサービスを展開していき、他のオンラインショップとの差別化が図れるようにしていければと思います。

まずは、今の世の中では当たり前になっているカード払いに対応出来るように日々システムを勉強している最中でございます。もう少々お待ちください(^^)/

 

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