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(2021/05/17)「赤身と白身の違い」
2021.05.17
皆様、「赤身」と「白身」の違いってご存知ですか?
その違いは、筋肉100gの中に色素タンパク質がいくらあるかによって決められています。この色素たんぱく質はミオグロビンとヘモグロビンのことを指し、身を赤くする働きを持っています。そのため含有量が多い赤身魚の身は、赤い色をしているのです。
10g以上が赤身、10g以下が白身となっています。代表的な赤身の魚はブリ、アジ、サバなどです。対して白身はヒラメ、カレイ、スズキ、タイなどです。
ブリの幼魚「イナダ」。これは赤身。
スズキ。これは白身です。
身の色が変わる理由は運動量の違いと言われております。赤身魚は回遊魚に多く、白身魚は運動量が少ない魚に多いです。
ちなみにオレンジ色をした身のサケは白身魚です。稚魚のうちは赤くはないのですが、オキアミなどを餌とすることで、育つにつれて(アスタキサンチンが多く蓄積されるほど)赤くなっていきます。
赤身派と白身派の方がいると思いますが、女性だと白身派が多いという情報を得ました。皆様はどちらでしょうか?
相馬双葉地区では白身の魚の方が圧倒的に水揚が多いと思います。
本日はタコ篭、スズキ網、流し網、あさり等の水揚が予定されております。
撮影には行けそうにないので、後ほどの市況情報でご確認ください(^^♪