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(2021/10/05)【番外編】おさかなフェスティバル
本日はシラス漁のみの水揚予定となっております。
10月に入り、今年も残り3か月となりました。
毎年10月というと相馬双葉漁協は、今の時期福島県主催の「おさかなフェスティバル」の準備でとても忙しい日々でした。
新型コロナの影響でここ2年は開催していません。
2016年~2019年まで4年間こんな感じでいろんな商品を販売させて頂きました。
提供前には実験をして、焼き加減や作業手順などを考察し販売価格を決めます。
日常業務中にそういう事をしなければいけなかったのでなかなか大変でしたが、女性部員・漁協職員に協力してもらい何とか上手く出来ていたように思います🐟
ヒラメのつみれ汁です。当時はヒラメの水揚が少なくて焦りました。
毎年行列が出来たホッキ飯の無料配布。
毎年同じ物を提供するわけにもいかず、いろんな方法を考えては関係者同士で意見の衝突を繰り返しという感じで結構精神的に削られることもありました(笑)
一番労力・コストがかかる魚の炭火焼きの実験の様子です。
アジ・マガレイなどを販売していたんですが・・。大変な作業・高コストの割に「売れない」。売れるのは「海鮮お好み焼き」がダントツです。毎年昼頃に完売でした。
魚のつかみ取りも大人気でしたね。
雰囲気を出すために毎年販売してましたが、「魚の炭火焼き」は準備・片づけ・焼き方等・・かなり大変ですm(__)m
初年度はU字溝を使ってやったんですが、火力調整が出来ずに熱気だけが充満してしまい惨劇になりました。見栄えを重視して串打ちしたのが失敗の要因でした。
私が尊敬するNARUTOに出てくるシカマルのセリフで「シュミレーションは頭の中で3回以上やってくれ。イメージトレーニングをするとしないとでは成功率が違うから」
まさしくその通りでして・・・このU字溝は実験は及び全くイメトレもシュミレーションしませんでした泣。
これを教訓にしっかり準備・シュミレーションをして取り組むようにしました。
大変な作業がたくさんありましたが、その分とても充実していたと思います。
「おさかなフェスティバル」に限らずイベントが無事に終わった時の達成感は何にも代え難いものがありましたからねm(__)m
次年度以降のイベント開催については今後の新型コロナウィルスの感染状況次第でしょうか。
ただ、再開となった時に自分含め漁業関係者のモチベーションをコロナ前の状態にあげられるかが不安でならないですけど。
明日はほとんどの漁法で水揚が行われる予定となっております🐟