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(2020/06/04)本日の水揚。【サヨリ】
本日はサヨリを紹介させて頂きます。サヨリの旬は晩冬から初夏にかけてと言われております。
40cmくらいの大きなサヨリを「カンヌキ」といい、細くて小さいサヨリを「えんぴつ」といいます。「カンヌキ」は料亭や寿司屋などで使われることが多いので、量販店で販売することはほとんどないかと思います。
「えんぴつ」なら量販店でも見ることがあるかもしれません。比べてみると一番小さいサイズだと本当に鉛筆くらいでした。
サヨリの特長でもある下顎の赤色が鮮やかなほど鮮度が良いんです。(上の画像の下顎が赤くなっていますね。)
サヨリは外見がとっても綺麗です。
ただ、サヨリはお腹の膜が真っ黒なんです。これが、ちょっと苦いようで、黒い膜を取り除いてから食べたほうがいいみたいです。
昔の例えですが、「外見と違い、腹黒いヤツ」ということで「腹黒い人」という意味はサヨリが由来のようです。
こんなに綺麗なんですけどね・・・。黒い理由は、サヨリは水面近くを泳ぐので、太陽の紫外線から内臓を守るために腹が黒くなったということらしいです。
サヨリの美味しい食べ方は刺身や天ぷらがオススメ。
私はカンヌキサイズを食べたことがないので何とも言えませんが、相当美味しいみたいです。
サヨリをいろいろと調べてるうちに、たくさんの薄造りや糸造りにした画像を見たおかげで、相当美味しいってのが分かりました。何とかして食べてみたいもんです。
明日は底曳船・メバル網などの水揚が行われます。
もう少しで夏本番ですね。
どんな魚が揚がるのか?
合間を見て競り場に行って撮影していきたいと思います。夏にしか揚がらない魚もたくさんありますので都度紹介していきますね。
海の中も変わってきているので、ちょっと楽しみです。良い方向に変わって、大漁満足・商売繁盛になれば最高ですね!!