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(2020/06/08)本日の水揚。【ドンコ 】
2020.06.08
本日は底曳船、刺網、流し網、あさり等の水揚が行われております。
本日は「ドンコ」(正式和名:エゾイソアイナメ)を紹介させて頂きます。本当にドンコと呼ばれる魚は淡水魚にいるようですね。混同してしまいますよね。
ドンコは底曳船・小型船(刺網・延縄など)どちらでも漁獲されます。旬は秋~冬の肝が入っている時期と言われております。
底曳船で漁獲されるドンコは水圧の変化により、船にあがって来たときには下の画像のように浮袋が出てしまうんです。
非常に鮮度落ちが早い魚でもありますので刺身で食べる機会は地元以外ではほぼないかと思います。
よく食べられる調理法は、焼き、煮付け・汁物です。
どんこ汁(味噌仕立て)や肝たたき(刺身と肝を和えたもの)など、地元ならではの名物料理も多い魚です。
震災前は、底曳船で大漁に水揚される時が多く、その時は非常に安い値段で取引されていました。
このドンコは延縄漁で獲れたものです。(底曳水揚のドンコと違って浮袋は出ていません。)
これくらいの鮮度であれば刺身にしても問題ないかと思います。
下の画像は、数年前に復興イベントなどで販売していた「ドンコ肝つみれ汁」です。
フワフワの食感とドンコの濃厚な肝の旨みが味わえます。
この商品は、相馬市ふるさと相馬ブランド化推進協議会ホームページ「美味いもん相馬本家」http://www.soma-brand.jp/item/にて購入することが出来ますよ。
このホームページでも、今年度中には直販出来るネットショップを開設する予定となっております。もうしばらくお待ちください。