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本日の水揚。【6次化商品について】

2020.07.13

本日は、現在行われているすべての漁法で水揚があります。(スズキ網と流し網が無かったようです)

ちょっとセリ場に行く予定がないので、今日は以前お伝えしていた6次化商品の試作について掲載致します。

【上記2商品ともに、現在は販売しておりません。「丸蟹のかに味噌」も販売しておりません。】

本来であれば下記の画像の「シライトマキバイ」を使うんですが・・この貝がたくさん獲れる沖タコ篭漁が中止になった事と、年々浜値が上昇していることから・・・

今年は・・この「モスソガイ」を使います。

私はモスソガイの方が好きです。この貝はもっと評価高くなってもいいと思うんですけどね。

先日、鹿島地区女性部の役員さんと試作を作ってみました。

ちゃんと分量を決める打合せをして・・・

生姜をキレイに刻みます。

モスソガイを食べやすい大きさに切ります。

しっかり煮込んで味をつけます。この貝は煮ても固くならないんです。

味が足りない分を足したり減らしたり・・・

完成です。生姜の味がバッチリ効いている一品です。

あとは、加工場との最終打合せ・再度の試作を実施して、商品が完成・菌検査を経て販売開始となります。

女性部の方達は「お酒に合うな~。お酒飲みたくなった。」と言っておりました。

美味しいのは間違いないんですが、価格がちょっと高めになりそうですね。

もうちょっと大量に生産出来れば価格を抑えることも可能なんですが・・・。それは今後の課題として捉えておきたいと思います。

それでは、なぜ6次化商品開発にとりかかったのかというお話を少しさせて頂きます。

平成28年に復興応援キリン絆プロジェクトの支援を受けてスタートした漁協青壮年部(相馬原釜)・女性部(相馬支部・鹿島地区)が地元水産物を使った6次化商品を開発・販売する事業です。

上のロゴマークを作り、様々な方々にご協力・ご支援を頂きました。(私の力不足で本当にご迷惑をおかけしたと思います。この場を借りてお詫び申し上げます。)

商品を作るっていうのは、本当に難しかったですね。最初は瓶入りにするということで・・

見た目はめちゃくちゃカッコいいです。4つ並ぶと壮観ですよね?自分も最初はそう思いました・・。

が、商品は冷凍にして販売するので、シールが水滴でシワシワになってしまうこと、瓶に魚の油が若干つくだけでシールの粘着力が弱くなることなどの問題から断念。野菜を入れて彩り良くしようとしたら、その野菜が起因の菌が出て断念。理想と現実のギャップに本当に苦戦しました。

何にでも言えますが作るまでは順調にいきますが・・その先が難しいんです!!

紆余曲折しながら、何とか商品発表会までこぎつけたのが平成29年7月でした。

忘れもしない、司会を務めて、めちゃくちゃ順調にきてたのに最後の最後でカミカミで終わったこの発表会(笑)

そして、商品の販売まで辿り着いたのが、現時点で3商品となっています。一番早く販売出来た「まる蟹の蟹味噌」でさえ、この発表会から2年後でした。平成28年から始まって丸3年でやっと販売です。

3年ですよ!3年!!どんだけハードル高いんだって話ですよね!!

それでも何とか販売まで出来るようになって本当に良かったと思います。地元から細々と販売していき、将来的には都内での販売やネット通販での販売をしていきたいです。

料理教室で魚の捌き方や食べ方を広めることと同時に、こういう伝統的な料理を手軽に簡単に消費者の皆様のお手元へ届けることにも力を入れていきたいなと考えております。コロナウィルスの影響で身動きがとれてないのが現状ですけどね。

こういった活動が、微力ではあるかもしれませんが相双地区水産物の風評払拭や復興につながると信じて頑張っていきたいと思います。

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