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(2020/07/14)【番外編】珍しい魚と魚の供養について
本日はセリなし日です。
今回は今まで水揚されたけど、小さすぎて販売出来なかった&パッと名前が出てこなかった魚を掲載します。
アブオコゼ
底曳網などで漁獲される小さい魚。食用ではないみたいです。
サギフエ
食用としての価値はほぼ無いみたいですね。
ニジカジカの仲間
ニジカジカとはちょっと違うんですが、最後までこれといった名前が分からない魚でした。分かる方います?
ヒメ
ほぼ食用としての価値はないみたいですが、稀に大量に水揚されると練り製品になるみたいです。
シロカサゴ
これは以前紹介したことがありますね。あまり美味でなく棘があるのでまとまって揚がっても安い魚です。
ギンアナゴ
値段が安いので、あまり水揚されないみたいです。昔は販売されてたみたいですが・・
量も少なく、小さい魚だと値段もつかないため競りにすらかけられません。
そこでちょっと思ったんですが、魚の供養についてです。私たち漁業関係者は魚を獲って、販売をして生活をさせて頂いております。
昔から気になってはいたんですが、調べてみると日本各地に魚を供養するところ(石碑・行事など)はあるみたいですね。ネットで調べたところ10年前で全国に175ヶ所ほどの供養碑があったみたいです。
人が生きるためには魚・生物の命を奪わなければいけない、そのことに対する申し訳ないという気持ちとありがとうという感謝の念。これってけっこう大事なことだと個人的には思ってます。命をいただいた魚の供養をして、魚に感謝することも子供達の食育の1つになると思います。そういった石碑や行事みたいなものもあっていいんじゃないかな~。
私は漁協の施設見学等の視察研修応対もしております。供養する石碑みたいなものがあれば、魚は美味しい・健康に良い・だから食べてみてに加えて、食育など命の大切さも教えることが出来るんですけどね。ダメですかね?
今から漁協ホームページの再編のため郡山市で打合せです。コロナ対策をキッチリして向かいたいと思います。