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(2020/11/13)本日の水揚。【イシガレイ】
2020.11.13
これは先日女性部の方々に作って頂いた「イシガレイの煮付け」です。
イシガレイの旬は夏と言われております。活魚は非常に評価が高いんですが、鮮魚になると値段がガクンと下がってしまいます。鮮魚だとちょっと匂いがきつくなってしまいますが、ムニエルなどで食べるなら充分美味しいですよ(^^♪
白身で透明感があって、活魚なら刺身で食べるのがオススメです。相馬では、冬の子持ちの時期は煮付けで食べることが好まれています。
ちなみに宮城県では「ババガレイ(ナメタガレイ)」が年末に年取り魚として食べる風習がありますが、相馬は「イシガレイ」を年取り魚として大晦日に食べる風習がありました。実際、私の家でも年末にイシガレイの煮付けが食卓に必ず出ていました。
「年取り魚」とは・・・新年に歳神様を迎える準備として、大晦日に最高のごちそうを用意し、「年取り魚」と呼ぶ風習がありました。東日本ではサケ、西日本ではブリが「年取り魚」の定番として定着しているようです。となると、カレイを食べる習慣の福島・宮城県は全国的には珍しい地域になるんですね。
今日のサバ網漁の様子ですが、タチウオばかりでしたね。
今年は、ちょっと記憶に無いくらいタチウオの水揚量は多いと思います。
美味しい魚なのでたくさん水揚されるのは良いんですが、マサバの水揚が少ないのは気になるところです🐟
本日の底曳船で水揚された魚です(^^♪