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(2020/11/20)【番外編】アサリを守る活動について。
2020.11.20
本日は荒天の為、水揚は皆無となっておりますので【番外編】アサリを守るを掲載します。
まず、この貝がなにかわかりますか?
これは「サキグロタマツメタ」という外来種で、なんとあさりを食べてしまう厄介者です。
繁殖力・食欲がすさまじいため、付いたあだ名が「海のブラックバス」!
これはサキグロタマツメタの卵塊で、通称「砂茶碗」です。お茶碗をひっくり返したように見えますね。
これ1つから1,000~4,000匹生まれてくるという恐ろしいものです・・・。
この貝のせいで閉鎖してしまった潮干狩り場があるほどです。松川浦ではこの貝に負けないよう駆除作業を定期的に行っています。
10月は3回駆除作業を行い、貝と卵塊を合わせてなんと584kgが駆除できました!!完全に駆除はできないかもしれませんが、松川浦のあさりを守るため、頑張っていきたいです。
日本では嫌われ者ですが、海外の一部では珍味として扱われているそうです。
明日から3連休の方もいらっしゃると思いますが、新型コロナ感染者急増のため「我慢の3連休」と報道されています。
まずは感染が拡大している地域への移動を自粛することが重要と言われております。最大限の注意を払って行動していきましょう。