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(2020/12/2)本日の水揚。【マダコ】

2020.12.02

本日は現在行われているすべての漁法で水揚があります。なかなか珍しいことです。

ちなみに、底曳、カレイ網、タコ篭、ヒラメ釣、ふぐ縄、延縄、白魚、スズキ網、流し網、メバル網、サバ網、ホッキ、あさりの13種です。

まずは、本日の競りの様子です。

ヒメエゾボラ

ケムシカジカ

ガザミ

メイタガレイ

ホヤ

ウシノシタ

サワラ

今回はマダコについて少し掲載させて頂きます。

私が販売課にいた十数年前、マダコの水揚量はミズダコやヤナギダコに比べて、とても少なかったです。

その頃はタコ篭漁と言えばミズダコは主流だったんですが、今となってはマダコが主流となっています。最近のタコ篭漁の水揚は1日5トン以上のマダコが水揚されています。

ちなみにマダコの水揚量(平成23年度21トン・令和1年度76トン)です。3.5倍です。凄い伸びですよね。

マダコは、活魚で出荷されることもあれば、ボイルダコとして加工品で出荷されることもあります。

一方、ミズダコは(平成23年度400トン・令和1年度27トン)と極端な水揚減となっております。ミズダコは1杯の魚体も大きいので、獲れなくなった時の減少幅も大きくなってしまいますね。

いろんな魚種の水揚の増減などを調べていくと、間違いなく海の中は変わってきていると思います。

このまま海水温が上昇し続けたらこの先一体どうなるか・・ちょっと恐ろしい気がしますね。

 

 

 

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