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(2021/10/12)【番外編】漁協の事業について(指導部)
本日は休船日です。
今回も漁協の事業について掲載します。
指導事業は、漁業者の生活改善・計画営漁の推進、漁業者の協同意識の高揚、教育・広報活動、漁業振興に必要な諸制度の整備・拡充を目的とした諸事業を実施する事業です。
直接収益をもたらすものではありませんが、組合員の営漁・生活環境を整備・改善していく上で必要不可欠な事業です。
相馬双葉漁協では、指導事業は指導・漁船・共済の3部門から成り立っています。
指導課は一番先に述べたことを行います。仕事の範囲がとても広いというのが指導課に対する私のイメージです。
漁船課は漁船の管理・事故等の対応・漁船保険など。
下記の画像のヒラメ稚魚・アワビ稚貝放流なども指導事業の一環となります。
共済事業は、病気、怪我、火災など予期しない出来事への備えとして、漁協ではチョコー(普通厚生共済)、くらし(生活総合共済)、ねんきん(漁業者老齢福祉共済)、カサイ、ノリコー(乗組員厚生共済)等の保険を取りそろえております。
加入推進活動や資格等も必要になる時もあるので、常に学習をしていないと組合員に説明等が曖昧になったりしてしまいます。
私も5年弱担当しましたが、勉強をしないといけないし、個人のプライバシーなどもしっかり保護しないといけないのでとても神経をつかう事業というのが実感です。
やりがいもあって、「共済に入っていてよかった」というお言葉をいただけることが、 喜びであり達成感に繋がります。
逆に「保険料高い」「保障が弱い」とか言う組合員も中にはいるので、言われるたびに心が折れることもあります。(どっちかというと喜びを得るよりも心が折れる方が多いかな(笑))
指導課、漁船課は担当したことはないんですが、傍から見てるとけっこう難しいことが多そうだなぁと思っています。
まぁ、どの部門も難しいことは相応にありますけどね( ゚Д゚)
自分のやりたい事だけやっていられたら楽なんでしょうが、そんなところは絶対に無いです笑
必ず何らかの形で問題が発生して四苦八苦します!そんな中でも楽しむところは楽しむ気持ちが大事なのかもしれませんね。
残りの事業については次回の休船日の時に掲載したいと思います。