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(2021/09/27)【番外編】シラス・ちりめんじゃこの違い
本日は全ての漁法で水揚が行われております。
ちょっと本業が忙しく本日は撮影には行けそうにないです。
シラスについての説明をしたいと思います。
まず、シラスはイワシの稚魚のことを言います。主にカタクチイワシの稚魚が使用されます。
では、シラスとちりめんじゃこの違いについて。
これらの呼び方は、加工段階と乾燥させた後の水分量の違いによって異なります。
生シラス・釜揚げシラス・シラス干し・ちりめんじゃこの4つの呼び方があります。
・生シラス
茹でや乾燥などの加工を一切しないので、文字通り「生のままのシラス」ということになります。
劣化がすごく早く傷みやすいので、内陸県やしらすが漁獲されない地域ではなかなかお目にかかれないと思いますが、今は冷凍技術の発達によって冷凍生シラスが販売されているところも多いです。ただ、凍らせないで食べた方が間違いなく美味しいと思います。
・釜揚げシラス
これは「生しらす」を塩茹でしたものを指します。
茹で時間は業者によって異なりますが、平均5分ほどさっと茹でます。釜揚げしらすは、「基本的に塩茹でしただけで主に乾燥させていない」ということになります。
フワっとした食感が美味しいですが、乾燥していないので日持ちが短いです。
・しらす干し
「釜揚げしらす」を乾燥機械や天日干しで乾燥させた、水分量約60~70%のシラスを指します。
上述した釜揚げシラスも乾燥させることがありますが、それよりも長い時間かけて水分を抜くので、釜揚げシラスよりも含有水分量が少ないのが特徴です。その分日持ちはします。
・ちりめんじゃこ
「釜揚げしらす」を乾燥機械や天日干しで乾燥させた、水分量約30~50%のシラスを指します。
シラス干しとの違いは、水分量のみ。多くの水分を蒸発させているので、かなり日持ちします。
相双地区では、今現在シラス漁に盛んに操業されています(^^♪
最近は、シラスの水揚量が減ってきたような気がしますが、これから本格的な秋に向けて漁が増えてくれればいいですね(^^♪