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(2020/05/08)本日の水揚。鮮魚の競りについて。
2020.05.08
本日は昨日と同様にほとんどの漁法で水揚が行われております。
底曳船で珍しい魚がありました。調べてみましたが。おそらくシロカサゴだと思われます。エラのトゲの数でアカカサゴと判別できるみたいです。
本日は競りの方法について説明させて頂きます。
相馬原釜地区での競りの方法は鮮魚は「入札」で行われます。一通りの流れを説明しますと・・
①船から水揚され魚種ごとにカゴに入れた魚を見て、仲買さんが緑色の紙に値段を書きます。
②こんな感じでカゴに入札されます。
⇩これは今日のヒイカです。さて、いくらでしょうか・・
③1列ごとに立会人が開票と掛け声をかけて、組合員の奥様達が札を開けます。
➃一番高い金額と仲買さんの数字を職員が書いていきます。
⇩こんな感じですね。先程のヒイカは1キロ650円で5番が競り落としたということになります。(カゴはキロ売で発泡スチロール箱は箱売りです。)
これだと5,559円1箱で68番が競り落としたということになります。
⇩人気がある魚にはたくさんの札が入札されます。
⇩競り終わったカゴを漁業者の奥様達が秤に乗せて➡職員が計量・帳付をして、仲買さんに渡すという流れになります。
この他に相馬原釜地区では活魚だと「唄い競り」という方法で競りが行われます。
これについては、次回説明させて頂きます。