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(2020/05/11)本日の水揚。唄い競りについて。
2020.05.11
本日は底曳船、タコ篭の水揚が行われております。
ここ最近の底曳船は、ナメタガレイ・ヒラメ・マダラ・メヒカリ・ヤナギダコ・アンコウの6種が中心に水揚されています。
アジも少しだけ水揚げありました。
スズキも水揚が多いです。
本日は「唄い競り」について説明させて頂きます。
相馬原釜地区では鮮魚は「入札競り」、活魚は「唄い競り」で競りが行われます。
この「唄い競り」は競り人の力がないと出来ません。力にはいろんな意味があります。瞬時の判断力・魚の目利き・相場勘などなど・・。
一人前になるには3年以上かかると言われております。
活魚が並んだカゴに仲買さんが群がる中、競り人が威勢のいい声で「1,000円!!」とかけ、仲買さんAが「1,100円!!」仲買さんBが「1,200円」と声を出して競っていきます。
写真だと分かりにくいですが、このやり取りをとんでもないスピードで競っていきます。
活魚は新鮮なことに価値があるので、競り終わった魚はイケスに入れて活魚運搬車などで各地へ出荷されたり、〆て箱詰めして出荷したりします。
以上、活魚の競りについて説明させて頂きました。
明日(12日)は組合は営業しますが、競りはありません。水曜日(13日)から通常の操業になります。