水揚げNewsNEWS

(2020/05/22)本日の水揚。【アカムツ】

2020.05.22

本日は久しぶりに水揚が行われております。相場は18日(月)より高い相場で取引されていたように思います。

底曳船ではアカムツの水揚が少し増えてきました。昨年5月は20kgと非常に少ない水揚でしたが、今年は昨年より明らかに水揚が多いですね。昨年だと6月に400kg近く水揚されていました。

18日(月)は、1kgくらいのサイズでキロ3,900円前後、一番小さい150g前後でキロ700円くらいが相場でした。

船上で箱詰めされたアカムツの箱はいくらでしょうか・・(下に結果の画像あります。)

個人的には相馬で水揚される一番美味しい魚だと思います。(値段も高いです。)

以前、直販の仕事をしていた時は料亭の料理長・寿司屋の大将・高級なレストランのシェフなどに好んで買ってもらいましたね。たまに押し売りしましたけど・・。

先程のアカムツ箱の値段は・・・

1箱23,459円でした!!!凄い値段ですよね。

底曳船でしか獲れない魚なので網擦れとかはありましたけど、凄く評判は良かったです。すごく小さいサイズも日本海側の卸売市場で高値で取引してもらった記憶があります。

他の地域ではブランド魚に認定して出荷しているようです。当漁協にはこれといったブランド魚は現時点ではないんですよね・・。例えば「大間のマグロ」「氷見の寒ブリ」「関サバ・関アジ」など・・

「ヒラメ」が、福島県ブランド認証制度委員によりブランドとして認定されています。

県のHPによると「本県が全国に先駆けて実施した「資源管理型漁業」により大切に育てられたものであり、「常磐もの」と称され市場でも高い評価を得ております。漁獲量も全国的に上位に位置しており、太平洋の自然海で育まれた天然の逸品です。」と掲載されています。

本当にブランド魚にするならば「呼び名」「重量」「身の厚さ」「漁獲時期や漁獲場所」などで差別化していってもいいのかな・・と思ってますが、それがとんでもなく難しいんでしょうね。

個人的には、水揚する「量」が一番大事ですが、魚の「質」も上げていかないといけない時代でもあると思います。

日本全国の皆様にブランド魚として認定されるような魚を構築していくことも漁家経営安定の一助になるのではないかと勝手に思ってたりもしています。

 

一覧に戻る
一覧に戻る