水揚げNewsNEWS

(2020/06/17)本日の水揚。【マツダイ】

2020.06.17

本日は底曳船・刺網・メバル等の水揚が行われております。

久しぶりに刺網の競りに行ってきました。

この魚分かる方いますか?分かる方はなかなかの「さかな通」だと思います。

この魚は「マツダイ」という魚です。(名前は体の表面が松の皮に似ているから松鯛)

体表が鎧のように固いので「ヨロイ」と呼ぶ地域もあるみたいですね。

「鎧の巨人」ならぬ「鎧の魚」ってことですね・・・ってことは「進撃の魚」「超大型魚」とかも・・・・すいません。話が大人気漫画の方に脱線しました。

 

では、話を戻して・・・「鎧の魚・マツダイ」は定置網・流し網などで主に漁獲されますが、そんなに水揚量は多くありません。

見た通りに鱗は硬くて取りづらいので、鱗がついたまま包丁ですくみたいですね。

あまり知られていない魚ですが、味は非常に美味です。出荷事業を行っていたときも凄く好評でした。レストランでよく使ってもらいましたね。

主な調理法は刺身・塩焼き・ムニエル・フライです。

震災前は定置網でまとまって水揚されてました。まとまったと言っても10尾程度でしたね。

今は相馬双葉地区で定置網は行われていないので、水揚量が劇的に増える魚ではないですね。幻とまではいきませんが、相当なレアな魚であることは間違いありません。(昨年は18.6kgしか水揚がありませんでした。)

 

昨日は休市でしたので、女性部員の方に協力頂き料理撮影第2弾を行いました。ごく一部を紹介しますね。

「カナガシラのつみれ汁」

片栗粉をつなぎに使用したのでトロッと仕上がりました。美味しかったですね~。

「ホッケの塩焼き」

小さいホッケを開いて塩焼きにしました。市販されている大きいホッケと比べたら可哀相ですが、普通に美味しく食べれましたよ。

今回もある目的をもっての撮影を行いました。近いうちに【番外編】シリーズに掲載します。

 

一覧に戻る
一覧に戻る