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(2020/06/18)本日の水揚。【半夏生とタコ】

2020.06.18

本日は、タコ篭、スズキ網、釣りヒラメ、アワビ、サヨリ、アサリ等の水揚があります。

7月からは沖タコ篭漁が始まります。水ダコを主に漁獲しますが、巻ツブも多く水揚されます。

下の画像は2016年の沖タコの試験操業の様子です。大きい水ダコがたくさん水揚されてますね!!

というわけで、今日の本題である「半夏生とタコ」について掲載させて頂きます。

半夏生(はんげしょう)とは何かといいますと、「雑節」の一つです。

【雑節とは・・二十四節気・五節句などの暦日のほかに、季節の移り変りをより適確に掴むために設けられた、特別な暦日のことだそうです。】

夏至の日から数えて11日目にあたる日、もしくはその日から5日間をいい、月日でいうと7月2日頃、もしくは7月2日頃から7日頃までになります。今年は7月1日ですね。

夏至の日は毎年同じではないので、半夏生の日・期間も、それに合わせて変わります。

半夏生にタコを食べるという風習は関西地方に根付いているようですね。(福井県ではサバ・香川県ではうどんだそうです)

東北の田舎に住む私は、つい最近まで知りませんでした。

 

ちょっと調べてみたところ、半夏生は、ちょうど田植えが終わる時期で、そんな時期にタコを食べるという事には、

★稲の根が、タコの足のように四方八方しっかりと根付きますように。

★稲穂が、タコの足(吸盤)のように立派に実りますように。

こんな願いが込められていたようです。

 

半夏生にタコを食べるという風習は、徐々に全国に広がりつつあるような感じがします。

節分に恵方巻を食べる習慣も私が子供のころはなかったですし・・・。恵方巻は大手のスーパーやコンビニなどが風習を作ったと言われてますね。

タコが高く売れるようになるなら、半夏生にタコを食べる風習も広がってもらいたいと思いますね。

こんな食べ方をオススメします!!

タコの唐揚げ

タコとニンニクの黒コショウ炒め

タコ串

タコ飯

ボイルタコの刺身

タコは、魚介類のなかでもタウリン含有量でトップクラスです。コレステロールの低下や疲労回復にも効果があり、梅雨のじめじめした気候で疲れた体を癒してくれます。

ぜひ今年の半夏生(7月1日)にはタコを食べて、季節を感じてみてはいかがでしょうか?

 

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