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(2020/09/07)本日の水揚。【震災前は水揚があったけど今はほとんど水揚がない魚❶・サルエビ】
2020.09.07
本日は底曳船、流し網等の水揚が行われております。
底曳船の入港です。天気は快晴ですね。
アジ
アカムツ
これは箱でいくらくらいしますかね?私の予想では18,000円/箱くらいですかね。
メダイ
安い魚ですが、値段の割には美味しいと思います。もうちょっと評価されてもいいかなと。
スルメイカ
催事等があれば加工しておきたいくらい良いサイズのイカです。残念ながら例年参加している秋の催事はほぼ中止です。
今週は「震災前は水揚があったけど今はほとんど水揚がない魚」を紹介していきたいと思います。
まずは、震災以降行われている試験操業では水揚された事はない「サルエビ」というエビです。
揚がらない理由の1つとして、試験操業は海域を限定して操業しているため「サルエビ」のいる海域を操業していないからです。
比較的安く手に入るエビ(キロ300円~400円くらい?)だったんですが、鮮度落ちが早く、処理が遅くなるとすぐに頭の部分が黒くなってしまいます。
殻は柔らかいんですが、頭に角が生えててそれが固かったですね。角さえ折れば殻ごと食べれました。塩茹で・天ぷらなどがとても美味しかったですね。
震災以降は水揚がないので、もう10年以上食べてないですね。
安いんですが、濃厚な味がするので地元では人気があった魚でしたね。また、大量に揚がる時が来るんでしょうか・・
冬場に水揚されるヒゴロモエビはキロ15,000円とかしますが、サルエビはキロ400円。その差、何と約40倍です。
皆様なら「ヒゴロモエビ1kg」食べるのと「サルエビ40kg」食べる・・・どちらを選びますか?
次回の「震災前は水揚があったけど今はほとんど水揚がない魚」はイイダコを掲載する予定です。