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(2020/09/25)【番外編】海浜清掃と市場のゴミについて
本日も台風の影響で水揚がございません。相馬は風はさほどではないんですが、雨はなかなかの勢いで降っています。
そろそろネタが尽きかけているので・・今回は掃除のお話しを少しだけ。
例年通りならば、9月中に相馬双葉地区女性部が全地区(新地~請戸)の港付近の一斉清掃を行っていました。(2015年から2019年まで開催。今年はコロナ禍の為、中止)
朝6時から約1時間半。漁協職員、女性部員総勢約200人でとりかかります。
いくら掃除をしてもゴミって出てくるもんだな。と毎年思います。
画像はありませんが、台風が過ぎ去った数日後の浜辺は凄まじい光景になってましたね。
⇩最終的に毎年これくらいのゴミが集められます。刈り取った草もありますが・・・。
我々地元の人間含め他方から来る方々全員に清潔に保つような意識付けが必要なんでしょうが、なかなか難しい問題ですね。
地元民でも老若男女がけっこうあからさまにポイ捨てとかしてるので、一部のマナーの悪い釣り客ばかりのせいには出来ない面もあります。
それでもひと昔に比べればかなり綺麗になったと思うし、意識も変わってきているのかなと思います。
競り場の中も昔に比べたらかなりキレイになってます。
⇩私が販売課にいた15年前の市場の床はこんな感じでした。入札表のカスなどが見受けられますよね?
自分が言うのも何ですが、私が販売課にいた頃は酷かったですね・・・。あの時は何とも思わなかったですが、今と比べて見ると本当に酷いと思います。
実際、セリが終わってからの掃除は大変でした。出船が一番多かった金曜日は、土のう袋10袋以上はゴミが出ていたんじゃないでしょうか?
震災以降は飲食禁止やゴミ箱などを設置して意識付けして頂いた結果が⇩
明らかに綺麗に使用されていますよね。タバコの路上喫煙禁止などが良い例ですが、最初は抵抗があっても継続していくと、いつの間にかそれが常識のようになってきますよね。
もしかすると市場内の衛生環境はHACCP認定制度まで求められる時代が来るかもしれません。「一事が万事」なので、それに少しでも近い状態にしておくことが大事になってくるんじゃないかと思います。
誰が見てもキレイな市場だと思えるようにしていきたいですね(^^)/