水揚げNewsNEWS
(2021/03/24)似ている魚シリーズ№9「マダラ」と「スケソウダラ」
2021.03.24
「似ている魚シリーズ」第9弾「マダラ」と「スケソウダラ」を紹介します🐟
マダラは大きいモノで120cm以上になりますが、スケソウダラは90cm程度までしか成長しません。
【マダラ】
【スケソウダラ】
相馬で水揚される魚体も、マダラの方が大きいし、太っているモノが水揚されます。対してスケソウダラは線が細いです。下あごに1本のヒゲがあるのがマダラ、ヒゲがないのがスケトウダラです。この2種は簡単に見分けがつける事ができると思います。
タラコは加工品として皆様もよく食べられると思いますが、タラコはマダラの子ではなくスケソウダラの子を言います。マダラの子も美味しいですが、タラコに比べると負けてしまう評価のようです。
次回の漁協職員の食卓に掲載する「タラのムニエル」です。タラは食べる機会が多いんですが、スケソウダラってあんまり食べた事ないんですよね。
スケソウダラの身は練り物などに加工されることが多く、某大手ハンバーガー店のフィレオフィッシュにはスケソウダラの身が使われています。
マダラの最高級の一品はオスの白子(精巣)です。福島県をはじめとした太平洋沿岸では「きく」や「きくわた」と呼んだりします。プリプリとした食感に、濃厚な旨味。ポン酢と絶妙で、何個でも食べれるという方もいると思います。
そんな事を入力していると、白子を食べたくなってきました(笑)
【本日の水揚】小型船
ヒメエゾボラ
ムシガレイ
アイナメ
シロメバル
【底曳船】
ババガレイ
アオメエソ
ヤリイカ