旬のお魚情報Fish Information

Spring春のおさかな

  • ウスメバル

    水揚げ時期 :通年

    浅い岩礁域にいるシロメバルと比べて沖合の深場(水深40m~150m付近)にいるためにオキメバル(色合いから赤メバル)と呼ばれる事が多いです。

    煮付けが美味しい魚ですが、鮮度が良い物は刺身などになることも多いです。

    相馬双葉地区では底曳船やメバル網なでで漁獲されます。

  • アサリ

    水揚げ時期 :4月~8月頃まで

    相馬のアサリは県立自然公園に指定されている景勝地、松川浦の中で養殖されています。
    旬の4月から6月を迎えると、粒が大きくて身がしっかり詰まったアサリが水揚されます。
    酒蒸し、バター焼きもいいですが、地元ならではのアサリご飯をご賞味ください。

  • 小女子

    水揚げ時期 :3月~5月頃まで

    相馬に春を告げる魚、小女子(コウナゴ)です。
    イカナゴという魚の稚魚で、大きくなるとメロウドと呼ばれるようになります。
    魚からクジラまで福島県沖に生きる動物の餌として、生態系を支える重要な魚でもあります。
    もちろん人間の胃袋も支えてくれます。
    多くが塩干品に加工されますが、生の小女子も違った味わいで絶品。生の小女子は相馬に来ないと食べられないかも?

    近年は全国で不漁となっており、非常に高値で取引されるようになっています。

  • シロメバル

    水揚げ時期 :通年

    浅い岩礁域にいる魚で相馬の港付近でもよく釣れます。
    釣り、刺し網、底曳網などで漁獲されます。
    上品な白身で脂がのっていても後味がとても良いです。相馬では煮付けでよく食べられます。大きい型は刺身も可。
    アラ汁などもオススメです。

  • ヤナギダコ

    水揚げ時期 :9月~6月

    相双地方ではアマダコと呼ばれます。
    生での出荷はほとんど無く、ボイル加工されて出荷されます。
    震災以前、本種の水揚高は相馬が全国一になったこともあるそうです。
    ボイルされた後は、刺身はもちろん唐揚げ、酢の物などでも美味しく食べられます。

  • ヒイカ

    水揚げ時期 :11月~6月

    正式名称はジンドウイカと言います。
    非常に小さいイカです。ヤリイカやマイカと比べ比較的安く手に入ります。
    身は非常に柔らかく、焼いてもあまり固くなりません。
    刺身、煮付け、焼きなど様々な料理に活用できます。
    写真のような色が鮮度の良い状態ですのでお店でみかけた際は参考にしてください。

  • ヒラツメガニ

    水揚げ時期 :通年

    エッチガニです。
    どっからどう見てもエッチなんです。
    だって、甲羅に「H」って書いてあるから、そう呼ばれるのは仕方がないんです。
    名前はさておき、とってもいい出汁が出ます。
    ズワイガニ、ワタリガニなど相馬では様々なカニが水揚げされますが、漁師の家庭料理に一番浸透しているカニは、間違いなくこのエッチガニです。
    浜の母ちゃんが作ったガニ味噌は絶品です。

  • メヒカリ

    水揚げ時期 :10月~6月

    正式名称はアオメエソと言います。
    名前の通り、青く光る大きな眼が特徴です。
    いわき市の魚としてメジャーデビューしましたが、水揚げ量では相馬も負けていません。
    唐揚げにしてフワフワの白身を味わうのがやっぱり一番だと思います。

    鮮度が良いものは刺身でも食べれます!

  • アイナメ

    水揚げ時期 :通年

    癖のない淡泊な白身で、どんな料理でも美味しく食べることができる高級魚です。
    相馬流の食べ方は、切身に味噌とネギを混ぜてたたく味噌たたき、これだけでご飯が何杯もいけちゃいます。
    底曳網や刺し網で水揚げされますが、「いけべ」という伝統漁法で専門に狙う漁師もいます。
    産卵後の縄張りを守るオスの仕事です。縄張りを守る時期、オスは写真のような婚姻色の鮮やかな黄色になります。