旬のお魚情報Fish Information

Winter冬のおさかな

  • トラフグ

    水揚げ時期 :9月~1月

    相双沖では数年前から天然トラフグの漁獲量が大幅に増えています。

    2019年は漁期となる9月~12月で約2トンの水揚があり、2020年の同期は約5トン、さらに2021年は9月はに20トンを超しています。

    2022年から「福とら」というブランドで全国に発信していくことになりました。

    旬は冬。

    透明感のある白身。締めたばかりの状態・鮮度がいいと弾力があるが水分が多いと言われております。

    これをさらしなどに巻いて少し寝かせてからだと、さらに美味しくなるようです。

  • ヒラメ

    水揚げ時期 :通年

    ヒラメといえば福島県を代表する魚です。
    資源を維持しながら漁獲するため、毎年100万匹の稚魚を放流しています。
    旨味が詰まった白身を刺身やフライでご賞味ください。
    残ったアラはアラ汁にしても美味しいですよ。

  • ズワイガニ

    水揚げ時期 :12月~2月

    日本海で水揚げされるイメージが強いズワイガニですが、実は相馬でも水揚げされるんです。
    資源保護のため、12月10日から3月31日までしか水揚げすることができません。
    すなわち、相馬の冬の味覚のその3です。
    オスはマツバガニ、メスはメガニと呼ばれます。

  • マダコ

    水揚げ時期 :10月~1月

    マダコは小型ですが身の締まりがよく旨味が凝縮されています。
    旬は11月〜1月の冬の時期で、タコ篭漁や底曳網などで漁獲されます。
    他のタコ同様に塩茹でしたものを刺身として味わうのはもちろん、身を薄く切って軽く火を通した「しゃぶしゃぶ」などがオススメです。

  • ヤリイカ

    水揚げ時期 :11月~3月

    身質が柔らかくて甘みがあり刺身で食べると絶品。
    焼き物も干物も美味しい。
    冬~春が旬と言われ、相馬では小さいサイズも多く水揚されます。
    特大サイズは非常に高価。
    ちなみにオスは30~40㎝ほどの大きさまで育ちますが、メスは20~30㎝くらいまでしか育ちません。

  • ユメカサゴ

    水揚げ時期 :9月~6月

    近海の深い漁場にいるカサゴ。
    相馬では100g以下の小さいサイズが水揚され、大きいサイズはなかなかお目にかかれません。
    味は良く、煮つけで食べるのが主流。大きいサイズは刺身で非常に美味。
    小さいサイズは開いて干して食べてもOKです。

  • アカムツ(ノドグロ)

    水揚げ時期 :10月~6月

    相馬で水揚される超高級魚のひとつです。1kgを超えるサイズも水揚されます。
    脂のノリが凄く、旨味、甘みともに最高の味わいです。
    小さいサイズでも非常に高値で取引されます。

  • ヤナギムシガレイ

    水揚げ時期 :9月~6月

    上品な身質は多種多様なカレイ類の中でも群を抜いています。
    干物にして焼いても、ムニエルにしても本当に美味しい魚です。
    是非、一度はご賞味いただきたいカレイです。

  • キンキ

    水揚げ時期 :12月~2月

    水深500mより深いところに棲んでいて、底びき網で水揚げされます。
    赤い体と大きな目が特徴の魚で、相馬ではキンキと呼ばれています。
    キンキ漁をする漁業者に一番おいしい部分を聞いてみたところ、目の奥にある肉と教えてくれました。
    これは一度食べてみないといけないようです。

  • ババガレイ(ナメタガレイ)

    水揚げ時期 :通年

    しっとりとした絹のような柔らかい白身が特徴の高級カレイです。
    特に冬場の子持ちは絶品です。
    カレイの煮付けといえば醤油で味付けしたものが一般的ですが、相馬ではナメタガレイを味噌煮にして食べます。
    もちろん醤油味で煮付けにしてもおいしいですよ。

  • アオノリ(ヒトエグサ)

    水揚げ時期 :12月~3月

    アサリとともに松川浦の中で養殖されています。
    養殖用のノリ網を張るため、秋になると松川浦のいたるところに竹の杭が立ち並びます。
    収穫の最盛期を迎える冬から春にかけては、青々としたノリ網が松川浦に敷かれた絨毯のような風景になります。
    味噌汁、天ぷら、酢の物など、様々な料理で美味しく食べることができます。

  • アンコウ

    水揚げ時期 :10月~6月

    相馬の冬の味覚の代表格その2、キアンコウです。
    冬から春にかけて底びき網を中心に水揚げされます。
    寒い時期にあんこう鍋にして食べるのもいいですが、身を肝で和える「とも和え」もおすすめの食べ方です。

  • マダラ

    水揚げ時期 :10月~6月

    相馬の冬の味覚の代表格その1、マダラです。
    冬場になり、水温が下がってくると、底びき網で水揚げされるようになります。
    ちょうど産卵期を迎える時期のため、オスは白子(菊)を持っていて、鍋をはじめ、様々な料理で美味しく食べることができます。
    ちなみに、タラコはマダラの卵ではなくて、スケトウダラの卵なのでお間違えなく。

  • シラウオ

    水揚げ時期 :12月~3月頃

    船びき網やさし網で水揚げされる、白く透きとおった体がきれいな魚です。
    刺身で食べるとプリプリとした食感が堪りません。
    お吸い物やてんぷらもおすすめの食べ方です。

  • イシガレイ

    水揚げ時期 :通年

    イシガレイは浅場でも釣れる魚なので釣り好きな方には馴染みがあるのではないでしょうか?

    相馬では主に刺網漁で水揚されており、旬は秋~冬になります。

    刺身で食べると美味しい時期は秋。

    冬になると子持ちになるので煮付けが美味しくなります。

  • ドンコ

    水揚げ時期 :通年

    標準和名「エゾイソアイナメ」よりも「ドンコ」の方が有名です。
    この魚は価格も安く美味しいことから浜の家庭では重宝されておりました。
    焼きもの、汁物にしても肝をいかに使うかが大切です。
    どんこ汁、たたき(味噌で肝と身をたたく)など、各地域で伝統的な名物料理も非常に多いです。